アメリカのブルッキングス研究所が16日に発表した報告によると、自動運転技術はこの数年で急速に発展し、今ではAI分野における投資の最前線となっている。世界の自動運転技術の投資はこの3年間で800億ドル以上に上る。
図:2016年8月25日、シンガポール。世界初の試みとなる自動運転タクシーの公開実験が行われた。
同報告によると、自動運転車はディープラーニングやセンサー、ナビゲーション、自動マップスキャン、車間通信など様々な技術が関わっている。2014年8月から2017年6月までに、自動運転技術の投資および提携、買収は世界で160件以上あり、総額は800億ドルとなった。フォード、メルセデスベンツ、アップル、インテル、マイクロソフトなど自動車メーカーやIT企業が大規模な投資をしており、彼らは同分野で優位性を高めようとしている。数多くのイノベーティブな企業もそこに加わり、ますます影響力を高めている。
研究データによると、世界の自動運転技術の投資は2016年がターニングポイントとなっている。この年から投資活動が明らかに活発化しており、現在もますます勢いが増している。2018年には投資総額が800億ドルをはるかに上回るだけでなく、今後しばらくは増え続けると予測されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月19日