前回のデータと比べると、2017年秋の競争指数は引き続き低下し、全国の求職の競争はやや緩和された。報告は、秋は転職の黄金期ではなく、大学での大規模な採用活動もないため、求職市場は比較的穏やかになったと分析した。
また、求職者は以前のように大量の履歴書を送るのではなく、受動的になっている。これも競争指数が低下につながった。
主要都市の競争指数––北京が最も激しい、瀋陽は激化
各都市の競争の激しさを見ると、全国37都市のうち、2017年秋の求職期に競争が最も激しい都市は北京となった。2位は深セン。瀋陽は競争指数が成都と上海を上回り3位だった。
報告は、瀋陽が近ごろ人材優遇策を次々と打ち出したことが競争指数の上昇につながったとみている。瀋陽は高額人材への手当支給のほか、人材生態の構築に力を入れ、優良な人材サービスを提供して人材流出を防いでいる。
全体的に見て、都市の求職競争指数ランキングはやや変化したが、大きな動きはない。新一線都市は急成長の段階にあり、人材ニーズが最も高く、これらの都市は戸籍、住宅、手当などの優遇策で人材を引き込み、その効果を上げてる。
高収入の職業 高級管理の平均月収は2万元以上
各職業の月収を見ると、高級管理は唯一2万元を超え、平均2万19元で収入トップを維持した。2位はIT管理・プロジェクト調整役で1万4127元。法律・法務・コンプライアンスは平均9252元で2017年第3四半期の高収入トップ10に入った。