全国乗用車市場信息聯席会の統計によると、今年の新エネルギー車販売台数は8カ月連続で前月比増加を実現した。9月の販売台数は5万8000台で前月比5000台増加、伸び率は90%となった。2017年の補助金政策の調整と市場ニーズの回復を受け、各メーカーは新商品の開発に力を入れ、新エネルギー車の販売台数は増加している。全国乗用車市場信息聯席会の月間会議で、崔東樹秘書長はメディアにこのように紹介した。
中国の乗用車販売台数は年初めに高水準となった後、夏に底を打ったが、新エネルギー車は前月比で増加し続け、1月の6500万台から9月には5万8000台に増加した。新エネルギー車は今年最も輝く主力軍になっている。
新エネルギー車の販売増加だけでなく、細分化すると各分野にも変化が見られる。9月の電気自動車販売台数は98%という驚異的な増加を実現し、地域市場の差別化による効果を表した。プラグイン式ハイブリッドカーの販売台数は22%増で、電気自動車との差を縮めた。
崔東樹氏は、今後の新エネルギー車の発展は「エコノミー化」すると見ている。現在は電気自動車A00クラス車が主流で増加が目立ち、潜在力も大きいという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月25日