各大手ブランドを見ると、9月に自主ブランド車はマイナス成長となったが、商品に見所がああり、分化が激化し、全体的に上昇傾向にある。ドイツと日本ブランドは消費レベルアップと商品の優位性の影響を受け、好調となった。韓国ブランドは価格調整により販売台数はやや増加した。
今年最後の四半期の自動車市場について、崔東樹氏は「年末は新エネルギー車の購入税免除政策がまだ明確でなく、ダブルポイント政策の発表に後押しされ、メーカーは新エネルギー車事業の成長に力を入れるだろう。また、新エネルギー車の需要増加も徐々に現れる」との見解を示した。
崔東樹氏は、「自動車市場の低迷により新商品の価格調整が強化され、市場は新エネルギーにモデルチェンジすると見られる。これまでのように促進販売で売り上げを伸ばすのは難しく、ハイエンドモデルの売り上げの回復力は少なく、第4四半期の市場は楽観視できない。通年の小売成長率を3%前後に下方修正するのが望ましい」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月25日