中車唐山公司が開発した世界初の実用型水素燃料ハイブリッド100%底床現代路面電車が26日、河北省唐山市唐胥鉄道で乗客を輸送した。水素燃料電池路面電車の実用化は世界初で、中国の新エネ交通分野の重大な進展を示す。
唐山工業観光ラインは水素燃料電池路面電車を採用し、電線、第3のレール、充電スポットを設置する必要がなく、唐胥鉄道の100年続く姿を留めている。列車は世界最先端の100%底床技術を採用し、床とレールの距離は35センチしか離れておらず、ホームを設置する必要がない。カーブの最小半径はわずか19メートルで、既存の都市部道路にレールを直接引くことができる。地上で走行・停車し、乗客もスムーズに乗ることが可能。路線の営業距離は13.84キロで、15分のクイック充電で40キロ走行できる。最高営業速度は時速70キロ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月27日