2017年上半期、独クーカや、米GE家電事業などの海外M&A完了と再編統合を受け、美的とハイアールの売上高はいずれも約60%増の急成長を実現し、グローバル化が本格化した。
現在、ハイアールと美的の売上高の約半分が海外売上だ。両社はすでにグローバル化に向けたブランド配置を終え、グローバルな開発リソースとサプライチェーンネットワークを構築した。両社は今年、複数の海外M&Aを完了後、製品輸出からブランド輸出、輸出管理への転換を加速し、多国籍企業へと変貌した。
近年、国内外の激しい市場競争を通じて、中国の家電ブランドは単純なOEM生産の時代が終わり、独自の設計開発が主流になっている。中国機電輸出入商会家電分会の周南・秘書長は「中国家電製品の『走出去』(海外進出)の任務は完了し、今まさに中国ブランドと中国イノベーションの『走出去』の新時代に入りつつある」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月29日