2017(第13回)中国オーディオ映像産業技術・アプリケーション・トレンドフォーラムが先ごろ北京で開かれた。今回のフォーラムは「人工知能によるブレークスルーとイノベーション」をテーマとして、議論が国内外オーディオ映像産業のコア技術、製品、アプリケーション、新興市場に及んだ。
中国電子視像業協会・副秘書長の彭健鋒氏は「中国オーディオ映像・テレビ業界発展レポート」で、中国のテレビ業界がここ5年に上げた成果を紹介した。それによると、中国の生産、輸出、国内販売額はそれぞれ21.5%増、31%増、20%増で、テレビのディスプレイと完成品の出荷は世界の34%、70%を占める。5大テレビメーカーが世界10強にランクインし、2大ディスプレイメーカーが世界のトップ5に入った。
オーディオ映像産業全体の生産高は、消費電子・ソフトウエア産業の4分の1に上る。技術の進歩が車載、ウエアラブル、医療、商業分野における応用の急速な発展を後押している。