金15枚、銀7枚、銅8枚、優勝賞12人。中国の「若き匠」52人の奮闘により、中国代表はアラブ首長国連邦で開催された第44回技能五輪国際大会で最多金メダル数を記録し、過去最高の記録を樹立した。
参加選手の平均年齢は21歳未満。これほど輝かしい成績は、政府の力強いPR、国家経済の発展、個人の努力によるものだ。
中国政府は近年、匠の精神の育成と発揚のPRに力を入れている。学歴を重視し能力を軽視し、知識を重視し技能を軽視する社会の現象に、密かに変化が生じた。
特に2016年に匠の精神が政府活動報告に盛り込まれると、熱心な議論を巻き起こした。業界関係者は、これにより中国でより高い技術力を持った「新ブルーカラー」が登場すると判断した。中国製品のミドル・ハイエンド水準への邁進を人材で支え、中国を「製造大国」から「製造強国」にする。
次に、中国経済の実力の強化は、「新ブルーカラー」の育成と訓練に貴重な実践のチャンスと物的支援を提供する。
人力資源・社会保障部職業能力建設司の張立新司長は「中国の工業はジャンルが整っており、教育・訓練及び生産実践の施設・設備は一流だ。これに重視が加わり、労働者の基本的な能力が高い」と指摘した。
それから、若き匠は質朴で苦労に耐え、諦めを知らず、国のために栄光を手にしようとする。
今回参加した若者の多くが、農村部出身だ。大卒者はいないが、実務的で苦労に耐え、仕事に励もうとする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月31日