同報告によると、中国は65.29点で78位となり、順位は前年と変わらなかった。中国は改革を通じて起業や法人税の面で大きく進歩し、さらにビジネス効率も向上させた。中国で起業する場合に必要な手続きは前年の平均9項目から7項目に減少し、所要時間は平均28.9日から22.9日に短縮された。法人税の対利益比は前年の平均68%から67.3%に低下した。
北京大学経済学院の曹和平教授は、「アジア諸国の今回の報告での動きが目を引いた。これはアジア諸国が等しくアジア文化圏にあるためだ。どこかの国が発展すれば、他の国・地域もすぐに追いかけ、模倣する。そこで中国が発展すると、周辺のこれまであまり発達していなかった地域が急速に発展するようになった。たとえばベトナムは中国の市場改革・市場開放の1つの縮図であり、インドの急伸も中国の発展がもたらした圧力と関係がある。また中国の発展により、多くの国のインフラ建設が20年前よりも速く便利になっている」と述べる。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年11月2日