ベトナムで中国語学習ブームが起こっている。中国語を学習することは、教養を高めるためだけでなく、将来の就業に有利だとベトナムの若者は考えている。
シンガポールの華字紙『聯合早報』ネット版、10月29日の報道によると、ハノイ対外貿易大学で学んでいる大学三年ののカシュービさんは、「中国語の学習は非常に面白いです。多くの美しい歌が聞いて解るようになるからです」と述べた。
カシュービさんは中国の中秋節にあたる10月4日に、ハノイ大学・孔子学院で行われた第二回中国語歌コンテストの決勝に参加した。この大会は今年度、ハノイ大学の「中国文化週」と「孔子学院の日」の圧巻の催し事であった。ハノイの六つの大学の中国語学科から来た11人の選手がハノイ大学の講堂に集まった。選手たちはダイナミックに中国語の歌(伝統的な人気曲から流行歌まで)を披露し、その場にいた数百人の観衆の喝采を浴びた。