中国・ロシア原油パイプライン2号線の最後の溶接工事が12日、終了し、全線が開通した。
2号線の全長は941.8キロメートルで、2018年1月1日の稼働開始を見込む。東北送油管から輸入するロシア産原油は現在の年1500万トンから3000万トンに増加する。
2号線は、中国石油天然気集団の傘下でパイプラインの敷設を手がける中国石油管道公司が工事と管理を請け負う。2016年8月に着工し、黒竜江省漠河県を起点に、内蒙古(うちモンゴル)自治区を経て黒竜江省大慶に至る。中国石油管道公司は現地の実状を勘案し、進捗や品質に科学的管理法を取り入れるなど、厳寒地域の長距離パイプラインの敷設に豊富な実績を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月13日