MSCI中国全銘柄指数(MSCI China All Shares Index)も大幅に調整された。MSCI中国全銘柄指数の新規採用は41銘柄、採用取りやめは43銘柄。同指数にはA株、香港株、米国上場の中国企業が採用されている。前程無憂、鞍鋼股份、国泰君安が新規採用され、採用取りやめの43銘柄のうち42銘柄がA株だった。
半期に一度のMSCI関連指数構成銘柄の調整は、次回が来年2月となる。アナリストは注意点として、今回大きく調整されたのがMSCI中国指数とMSCI中国A株指数で、A株採用が今年発表されたMSCI新興市場指数ではなかったと指摘した。
MSCI新興市場指数の調整度合いは小さく、新規採用となった大手は洛陽鉬業(中国)、Polius(ロシア)、Grupo Carrefour Brasil(ブラジル)の3社。MSCI新興市場指数への投資規模は、MSCI中国指数とMSCI中国A株指数を大幅に上回る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月17日