中国広核集団が欧州で根を下ろす 中国原発の英国輸出を推進

中国広核集団が欧州で根を下ろす 中国原発の英国輸出を推進。

タグ:中国原子力発電

発信時間:2017-11-22 14:38:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 2016年9月29日、中国広核集団はフランス電力(EDF)と英国政府との間で原発新設に関する一連の契約を締結。これにより、中国広核集団のヒンクリー・ポイントC原発と東部サフォーク州にあるサイズウェルC原発(SZC)、エセックス州にあるブラッドウェルB原発(BRB)への出資が決まった。

 

 中国側の出資比率はヒンクリー・ポイントCが33.5%、サイズウェルCが20%、ブラッドウェルBが66.5%で、中国自主開発の第3世代原子炉「華竜1号」が採用された。今年1月初め、英国は「華竜1号」の包括的設計審査(GDA)申請を受理した。中国広核集団は完成までに5年を見込んでいる。

 

 中国広核集団の英国法人、通用核能国際有限公司(General Nuclear International)の鄭東山・総経理は、ヒンクリー・ポイントC原発の建設について、2019年中に原子炉建屋などの主要施設を着工し、2025年にも稼働開始を見込んでいるとした上で、「完成すれば英国の電力需要の7%を賄える」との見通しを示した。工事は予定通り順調に進展しているとしている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月22日

 


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