先ほどの第3回中国製造業ハイエンドフォーラムにおいて、中国機械工業連合会の王瑞祥会長は「中国は4年連続で世界最大の産業ロボット市場になった。2020年の販売台数は15万台に、保有台数は80万台に達する見通しだ」と述べた。
現在のロボット市場には、産業ロボット、商用サービスロボット、消費サービスロボットという3つのニッチ市場が含まれる。中国ロボット市場は世界最大で成長率が最も高く、2020年には市場の支出が600億ドル弱にのぼり、世界ロボット市場の3割以上を占める見通しだ。
格力電器が自主開発した産業ロボット楽隊が、同フォーラムの開幕時に登場した。ASUS、格力など民間企業および聯通などの中央企業は近年、スマートロボットの研究開発に積極的で、すでに成果を手にしている。16部門はこのほど「民間投資の力を発揮し、製造強国戦略の実施を推進する指導意見」を発表した。その中では、民間企業が産業ロボットの研究開発と製造に参与することを奨励・支持すると明記されている。関連部門が再び中国ロボット産業の発展を共同促進するに伴い、中国のロボットは現在の基礎を踏まえた上で再び急成長することになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月23日