年報によると、2016年末時点の中国全体の航空機数は2950機に上った。内訳は旅客機が2818機、貨物機が132機で、航空機全体で300機の純増。
今後の見通しについては、国民経済の安定的な成長や観光産業の急速な拡大、都市化の急速な進行、消費の高度化といった要因が中国航空運輸市場の拡大を支えるとの見通しを示した。
また、巨大経済圏構想「一帯一路」戦略がもたらす経済成長や貿易拡大、国際観光需要の強い伸び、中国航空各社の国際競争力の向上が続くのに伴い、中国はさらに多くの国際線を新規就航させ、ワイドボディ機の割合が増すとしている。
サブ空港の建設が急ピッチで進められ、政策支援の追い風も続くことに恵まれ、中国の地域航空運輸市場は一段と急速に拡大する見通しだ。