ブラジル観光相のマルクス氏は、「この措置によって、ブラジルの外国人旅行客の増加を促進できる。観光省の計算によると、電子ビザ発行の実施によって、ブラジル外国人旅行客数は25%の増加を見込める」と述べた。また、報道官は、中国は世界最大の旅行市場である。中国人のブラジル観光需要を満足させるため、2018年、中国のビザセンターを元来の3カ所から12カ所に増やし、ブラジルへのビザの申請に要する平均時間を45日から5日にする。ブラジル政府は、電子ビザ発行の第二弾として、サウジアラビア・カタール・インド・中国などの国にもこの制度を適用する計画である。
データによると、ブラジルの外国人旅行客数は増加し続けており、昨年は35%増加し、ブラジルを訪れる中国旅行客数は55%の増加となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月27日