中国の10月マクロ経済指標が先ごろ発表され、人々は再び、「投資、生産、販売の伸びが減速しているが、現在の中国経済は一体どうなっているのか?」と問い始めた。企業家は、市場の好不況に最も敏感なグループだ。『2017中国企業経営者アンケート追跡調査レポート』が先ごろ発表され、企業家1495人の市場に対する実際の見方が明らかとなった。
現在の経済に対する企業家の見方、利益が「正常」と「正常より良い」はここ5年で最高の53.4%
アンケート調査によると、企業家の多くは、現在のマクロ経済環境が歴史的に稀な、冷え込んでもなく過熱もしていない正常な状態にあると考えている。
企業景気は大きく回復した。総合的な経営状況について、「良好」と答えた企業家は34.4%、「一般」は52%、「良くない」は13.6%。「良好」が「良くない」を20.8ポイント上回り、2011年以降では最高となった。現在の利益が「正常」もしくは「正常より良い」は53.4%に達し、ここ5年で最も高かった。