中国現代経済システム構築の五大要素

中国現代経済システム構築の五大要素。中国経済が持続可能な成長を実現するには、経済システムを改造する必要がある…

タグ:中国経済

発信時間:2017-11-28 16:40:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国と米国の貿易規模はほとんど同じだが、中国経済規模の大きさは現時点で米国の3分の2に満たない。中国が現代経済システムと現代金融システムを構築すれば、将来的な中国の発展余地はさらに広がるだろう。中国経済が持続可能な成長を実現するには、経済システムを改造する必要がある。中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)報告では、「新たな発展理念を貫き、経済システムの現代化を進める必要がある」と指摘された。中国が今後構築すべき現代経済システムには、以下のような大切な要素がある。

 

 第一に、現代製造業、現代装備業、新興産業が、現代経済システムのなかで主導的な地位を占めなければならない。伝統的な第1次、第2次、第3次産業という簡便な区分方法を用いるなら、第2次産業の後端部分に属する中国製造業は徐々に発達し、サービス業の割合も上昇する見通しで、こうのような産業構造が競争力を強化する。

 

 第二に、現代経済システムは、エコロジカルで生態文明を体現する経済システムでなければならない。過去40年にわたり、中国経済は高速成長を保ってきた。この高速成長の大きな特徴はその外延性にあり、自然資源の過度な消耗と過度な使用がみられた。自然資源や人口ボーナス、中国の制度改革がもたらした原動力など多方面の要素が中国経済成長を後押しした。しかし、経済大国の中国はすでに自然資源の消耗に耐えられなくなったため、エコ、自然環境との協調、生態文明のある経済システムを現代経済システムの第二の構成要素とする必要がある。

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