「中国では中小企業・小規模事業者は企業数全体の99%を占めており、特許件数でも70%以上を占めるほか、雇用全体の80%以上をも生み出している」――。国家発展改革委員会(発改委)の李朴民秘書長は29日、上海市奉賢区で開かれた「2017中国中小企業発展大会・第11回中国中小企業節」に出席し、こう述べた。
その上で、中小企業・小規模事業者は国民経済において、他のものでは代替できない役割を担っており、そのことは中国の経済発展が具体的に証明していると指摘。「税収全体の50%以上の税金を納め、国内総生産(GDP)全体の60%以上を生み出している」とした上で、次のように説明した。
中でも近年、新経済(ニューエコノミー)、新技術、新業態、新ビジネスモデルへの移行が推進されるなか、中国国内では再び中小企業・小規模事業者が大量に設立される動きがある。