双方はまた、両国の経済貿易政策、貿易収支、双方向の直接投資、第3国市場での協力などについて議論を深め、複数の項目で合意形成を行った。対話では、日本の世耕弘成・経済産業大臣、中曽宏・日銀副総裁が日本の経済産業、金融政策について説明した。
中日企業家及び元政府高官対話の主催者である中国国際経済交流センター(CCIEE)と日本経済団体連合会(経団連)は閉会後に共同声明を発表し、チャンスを捉え、互恵協力の深化を図る考えを示した。
中日企業家及び元政府高官対話は、中日企業家及び元政府高官、学者の交流プラットフォーム構築、中日企業家の交流ルート拡大を目指すもので、政府間の直接会合や交流である「トラック1」に対し「トラック2」(非政府間・民間)交流と呼ばれる。この会合は2015年11月の初会合以来、中国と日本で交互に開催されてきた。双方は来年中国で第4回会議を開催することに同意した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年12月6日