中国で6日、全長658キロの高速鉄道が開通した。中国西北部の西安市と西南部の成都市を結び、中国の高速鉄道網の営業距離を2万2000キロ以上にする。インド英字紙『Hindustan Times』(電子版)が6日、中国メディアの記事を引用し伝えた。
西成高速鉄道の営業速度は時速250キロで、西安?9?9成都間の最短移動時間を11時間から4時間未満に短縮する。
西成高速鉄道の工期は5年弱。険しい山々を通過するため、127基の橋と34本のトンネルを建設した。専門家によると、うち全長16キロのトンネルはアジア最長の双方向高速鉄道トンネルだ。
中国は2016年までの10年弱の間に、2万2000キロの高速鉄道を建設した。中国の高速鉄道網の営業距離は世界一。インドも今年、初となる高速鉄道の建設を開始した。全長500キロで、ムンバイとアーメダバードを結ぶ。