グローバル投資円滑化に向けた「中国プラン」、WTO加盟国の中でポジティブな反応

グローバル投資円滑化に向けた「中国プラン」、WTO加盟国の中でポジティブな反応。

タグ:中国国際協力

発信時間:2017-12-12 14:55:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 第11回世界貿易機関(WTO)閣僚会議が開催中のブエノスアイレスで10日、中国が主催する投資円滑化閣僚朝食会が開かれた。中国政府代表団の団長を務める商務部の鐘山部長は、「中国はWTO加盟国に対してグローバル投資の円滑化を共に推し進めるよう呼びかけ、肯定的な反応を得ることができた」と話した。


 鐘山部長はあいさつで、「中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)では、全面的開放の新たな枠組み形成を推進すべきと指摘された。中国は今後も多極的貿易体制を支持し、開放型世界経済の建設を推し進める方針だ」と述べた。また、「中国は『一帯一路』国際協力の強化に取り組んでおり、中国企業の対外投資を積極的に奨励すると同時に、市場開放を一段と拡大する方針である。WTO加盟各国にもグローバル投資の利便性向上に共に取り組むよう期待している」と述べた。


 鐘山部長は「中国は2017年4月にWTOで『開発のための投資円滑化フレンズ、Friends of Investment Facilitation for Development (FIFD)』の設立を呼びかけ、投資の円滑化という議題を率先して提起した。これは業界の訴えに積極的に応え、グローバル投資の利便性向上を目指すものだ」と強調した。WTOの推進するグローバル投資円滑化に向けた中国のプランとして、この議題はWTO加盟国から広く注目され、ポジティブな反応が寄せられた。FIFDには、現時点で中国、アルゼンチン、ブラジルなど16カ国が参加している。


 2018年11月に、中国は上海で第1回中国国際輸入博覧会を開催する計画だか、同時期に虹橋国際貿易フォーラムも開催する予定だ。中国側は各国の積極的な参加を歓迎し、グローバル貿易と投資に関する意見交換を促進する考えだ。

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