参加した閣僚は「投資円滑化に関する閣僚共同声明」を採択した。声明では、◇投資と貿易は開発と密接に関連しており、世界レベルで国際協力の強化を推進すべき。◇投資円滑化の多国間枠組み構築に向け議論を深める。◇関連国際機関と協力し、発展途上及び最も発展が遅れた加盟国の需要について調査を行い、調査結果に基づいて技術支援や開発支援を行う。◇政策目標の実現と開発需要を満たすことができるよう加盟国による監督管理権を認める。◇第11回WTO閣僚会議で投資円滑化に関する閣僚レベルの議論を促すとともに、WTO加盟国全体の積極的な参加を呼びかけ、「投資円滑化に関する閣僚決定」の採択を目指す。――などが強調された。
今回のイベントには、WTOのアゼベド事務局長と66の加盟国代表が出席し発言した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年12月5日