「北極圏のエネルギーの珠玉」と呼ばれる中露エネルギー協力重大プロジェクト「ヤマルLNG(液化天然ガス)」が8日、正式に稼働開始した。同プロジェクトは北極地方で展開されている世界最大のLNGプロジェクトだ。
ヤマルLNGはロシア国内の北極圏に位置する、北極地方で展開されている世界最大のLNGプロジェクトだ。世界特大LNG調査?9?9開発、液化、輸送、販売を一体化したプロジェクトであり、「北極圏にはめ込まれたエネルギーの珠玉」と呼ばれている。プーチン大統領も当日の式典に出席した。
中国石油天然ガス集団ロシア法人総経理は「ヤマルLNGは近年の中露経済?9?9貿易協力にとって最大の投資プロジェクトだ。中露が北極圏で協力する初の全産業チェーン協力プロジェクトであるヤマルLNGは、氷上シルクロードの重要な拠点になった。ロシアのエネルギー産業と辺境地区の発展をけん引し、さらに中国のクリーンエネルギーの供給を拡大し、中国のエネルギー構造改善を推進する」と話した。
ヤマルLNGは2019年に全面的に竣工後、3本の生産ラインで毎年中国に400万トンのLNGを安定供給する。
400万トンのLNGとは?
400万トンのLNGは60億立方メートルに相当する。国家発展改革委員会が今年1月に公式サイトに掲載したデータによると、中国の2016年のLNG生産量は1371億立方メートルで、輸入量は721億立方メートル。消費量は2058億立方メートル。