2017年資産家報告 3割が広東・上海・北京に集中

2017年資産家報告 3割が広東・上海・北京に集中。

タグ:資産家

発信時間:2017-12-13 16:02:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 民生財富、社会科学院国家金融・発展実験室、東方国信は12月9日、『2017中国資産家データ分析報告』を共同で発表し、中国の投資可能資産600万元以上の人(資産家)の特徴、資産配分の傾向、消費などの嗜好を全面的に解読した。


 国家金融・発展実験室の殷剣峰副主任によると、2017年の中国の資産家は197万人で、うち36-55歳の中高年は7割を占める。資産家の3割が広東、上海、北京に集まっている。投資可能資産は約65兆元、増加の主な目的は資産配分で、商業銀行のほか、信託会社も資産家に選ばれている。また、EMBAプログラムは自己向上の主な形となっている。


2017年の中国の資産家は197万人


 資産が不透明で統一されたデータが不足しているため、中国の資産家の数と資産のはっきりとした統計を出すのは困難である。


 報告によると、この10年、中国の資産家の数は年々増加している。推計では、2017年の中国の資産家は197万人、投資可能資産は約65兆元に達する。


資産家の3割が広東、上海、北京に集まる


 資産家を地域別で見ると、多い都市トップ3は上から順に広東、上海、北京で、全国の約26.5%を占める。


 改革開放後30年の優位性の蓄積により、広東には全国の9.7%の資産家が集まり、中国で資産家が最も多い省となった。上海は8.8%で2位。


 北京の資産家の数は全国3位で、政策方針の効果を表している。今後の主要エリアの発展において、政策方針の効果がより引き立つとみられる。


 報告の中国の資産家の地域分布状況を見ると、上位10都市は順に広東9.7%、上海8.8%、北京8.0%、江蘇7.1%、浙江6.6%、山東5.9%、四川5.4%、湖北4.3%、福建3.7%、遼寧3.3%となっている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月13日

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