中高年は7割 富裕層の子女は2割弱
年齢別で見ると、46-55歳が最も多く39%を占める。次に多いのは36-45歳で31%。36歳-55歳は全体の69%を占める。
30年あまりの高度経済成長と風当たりを次々と受けたことにより、1960年代、70年代生まれの企業家は資産家の主力となっている。
中高年と対照的に、18-35歳の資産家は19%を占めた。
報告は、この年齢層は高額資産の多くが父の世代から受けたもので、インターネットやモバイルインターネット時代が築いた次世代の若い企業家もいると分析。
資産家の学歴をみると、大学学歴が最も多く36.8%を占める。続いて高校学歴が27.0%、修士学歴が25%の順に多い。博士学歴はわずか1.5%だが、高校以下は8.8%に達する。
資産の種類別で見ると、資産家の国内金融資産の配分は主に信託投資、株式投資、銀行資産運用などに集中している。国内非金融資産の配分は不動産が多く、黄金などの貴金属や書画・玉器の投資も多い。海外資産の配分は銀行預金、証券基金、保険商品が中心で、不動産、ヘッジファンド、信託投資も多い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月13日