この光ケーブルは中国とフィンランドの関係強化をアピールする。フィンランドの都市コウボラと中国の西安の間で、11月には貨物輸送便が開通した。フィンランド航空はに大陸間を結ぶ地域の交通中枢を目指している。
フィンランドのヤリ・シンカリ香港・マカオ総領事は「以前はフィンランドの方が中国市場に多く投資していたものだが、今や中国の方が関係強化に積極的になっている」と話した。
フィンランド運輸通信省の上級顧問によると、北極海を通り欧州とアジアを結ぶ「北東航路」でのケーブル敷設計画には、同国政府保有の情報通信技術会社「Cinia」が大きな役割を担い、提携先を探しているという。この光ケーブルにより、アジア・欧州間のデータ通信にかかる遅延時間を半減できる見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月19日