また、国際投資銀行も、中国資本市場の日増しに高まる魅力を容易に見い出している。ゴールドマンサックスは、中国の工業品価格反発や、マネーサプライと貸出の減速、人民元レートの安定、政策一貫性に対する期待増などの要因が、中国経済の良好なパフォーマンスにつながったと分析。2018年の見通しについて、中国がリスクコントロールを続け、社会経済の持続可能な発展を維持すると予想し、将来的には、2000億米ドルから4000億米ドルの資金が中国A株市場に流入する見込みとしている。
バンクオブアメリカ・メリルリンチはレポートで、アジアと新興国の株式市場が向こう2年以内に2倍に拡大する可能性があると指摘。それを踏まえて2018年の楽観的な見通しを維持し、中国市場を注視する必要があるとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年12月20日