上海とロンドンの証券取引所相互接続で参考にしているのは、香港と上海の証券取引所の相互接続システムである。しかしそれに比べると、ロンドンとの相互接続はより多くの技術的、規範的ハードルがある。中国とイギリスの投資家は地域も時差も異なるからである。
英メディアによると、中国財政部の史耀斌副部長は取材に対し、「イギリスは中国からの投資を歓迎し、中国もイギリスからの投資を歓迎している。両国は共に、自分の市場を開放したいと考えている」と述べている。同氏はまた、「イギリスの脱欧交渉が、互恵的な精神で行われることを中国は期待する。世界経済にマイナスの影響を与えないことを望む」と付け加えてもいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年12月21日