ケニアの首都ナイロビで今月上旬に開かれた国連環境総会において、国連で最高の環境賞「地球大賞」が発表された。うち半数が中国に授与された。ロシア・スプートニクが19日、伝えた。
国連環境計画のエリック・ソルヘイム事務局長は「塞罕バ林場の建設者らは、荒れ果てた砂漠をオアシスに変え、数百万人の大気汚染問題を解消し、清潔な水の供給を保証した。塞罕バ林場の建設は、退化した環境も修復可能であり、生態修復は有意義な投資であることを証明した。中国のグリーン産業における民間資本は高い利益を手にでき、かつ一般人の生活の質と生態状況を改善できる」と話した。
ソルヘイム事務局長は記事の中で「中国は近年、社会・経済の高度発展を背景とし、環境保護の未曾有の措置を講じている。中国の指導者は政策を制定することで、環境保護問題を解決する方針を選んだ。中国はすでに世界クリーン技術の主な提供者になっている。中国は再生可能エネルギーの最大の投資家であり、中国企業は発展途上国にグリーン技術を提供する絶好のチャンスを手にしている。また中国の世界における経済・政治的影響力の大きさを考えると、国内の環境保護計画の実施は世界に影響を及ぼすことになる」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月22日