ムーディーズの大中華圏クレジット調査責任者である鍾汶権氏も「多くの企業は2016年、元安により海外での資金調達コストが拡大することを懸念していたが、今年はレートが安定化しこの圧力がやや和らいだ」と述べた。
短期的なコスト要因の他に、中国系企業の外貨建て債発行の急増は、企業自身の需要及び海外市場の特長と関連している。謝氏は「海外でプロジェクトを実施し、M&Aに乗り出す中国系企業が増えている。これによって資金の需要が生じており、海外で資金上達する原動力となっている」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月26日