ただし発展トレンドは良好なものの、IMFは中国のファイナンシャル・インクルージョンはより幅広い金融サービスを提供する必要があると指摘。特に保険と融資商品という。同時に金融知識の普及をさらに向上させ、特に農村で投資者を誤誘導させないようにすべきとしている。
報告はまた、当局がデジタル金融監督管理のしくみをさらに発展させ、イノベーションと安全性・安定性とのバランスを実現することを要求。さらに「市場化に基づき、法律と監督管理を完全化することが、金融サービスのファイナンシャル・インクルージョンを最も持続可能性をもったものに改善する」と報告書は指摘。フィンテックの法律規則と監督管理の枠組みをレベルアップさせ、法律の明確性とリスク管理指導を強化し、これによって業界の健全な成長を実現し、システム金融リスクを形成させないようにすべきとコメントしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月26日