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グリーン発展指数が初公表、地方の発展と幹部の取り組みの新基準に。
タグ：グリーン発展指数
国家統計局、国家発展改革委員会、環境保護部、中央組織部は26日に「2016年生態文明建設年間評価結果コミュニケ」を共同発表し、2016年度の各省のグリーン発展指数と市民満足度を初公表した。
グリーン発展指数と市民満足度は各省の同年のグリーン発展状況を示し、さらに5年に1度の生態文明建設目標審査を盛り込んだ。審査結果は各省の党政府指導者の総合審査・評価、幹部賞罰・任免の重要な根拠となる。専門家によると、これは経済・社会発展の評価体制を改善し、各地・各部門による発展および政治的成績に関する正確な観点の樹立を促す上で重大な意義を持つ。
グリーン発展指数と市民満足度は、年間評価活動の2つの構成部分だ。うちグリーン発展指数は資源利用、環境改善、環境品質、生態保護、成長の質、グリーンな生活という6方面の55件の評価指標によって導き出される。全面的かつ客観的に各地のグリーン発展の成果を反映する。
北京師範大学の李暁西教授は「政府が各地のグリーン発展指数を発表するのは国内初で、世界的にも各国の先を行っている。同指数は中国のグリーン発展戦略を実現する有力な措置であり、重大環境問題の解消、生態系の保護の拡大、生態環境監督管理体制の改革などの重点任務に対して貴重な根拠を与えた」と述べた。
生態文明を上手く建設できているか、市民が満足しているかは極めて重要だ。今回の年間評価には「市民満足度」という主観的な指標が設けられた。サンプリング調査により市民の生態環境への満足度を調べ、「充足感」を反映する。
中国人民大学の金勇進教授は「これは人を中心とする発展理念を示しており、問題・目標中心型を強調している。これは地方の党委員会・政府が、グリーンと市民の利益を生態文明建設の出発点・立脚点にすることを促す上で、極めて重要な意義を持つ」と指摘した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2017年12月28日
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