新たな情勢のもと、農村改革の深化で中心となるのは、農民と土地の関係をしっかり解決することだ。現在、全国の農村土地請負権の権利確認登記面積は11億1千万ムーで、第2期世帯請負耕地帳簿面積の82%に達し、請負地の流通や担保など権能の実現を促進する強固な基盤を築いた。
「農村集団財産権制度改革の着実な推進に関する意見」の精神を貫き、全面的に農村集団の資産整理と資金照合に着手しており、農村集団資産株式職能改革試験を100県拡大する。農村集団財産権制度改革は、農村資源を資産へ、資金を資本へ、農民を株主へと変え、広大な農民の物質的利益と民主的権利を守る。
農村改革は、農業と農村発展の強大な原動力で、農業と農村発展が成功する切り札となり、ひたすらに進められ、終わことはない。農業の良い流れの構築、農業・農村経済の持続的な発展の推進、農村振興政策の実施はいずれもこの切り札にかかっており、新モデルと新ルートを探索しながら、農業と農村発展の新たな成長ポイントとエンジンを探す必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年12月29日