日本は外国人へのビザ発給要件を緩和したため、訪日外国人客数は年々増加している。2016年は年間でのべ2400万人を突破し、目標の2000万人を前倒しで実現した。今年1-10月の訪日外国人客数は前年の年間合計に迫る規模となり、前年同期比で18.3%増加した。うち、中国人観光客数の割合が最も多く、今年はのべ700万人を超える見通しだ。
日本経済は徐々に回復しつつあるものの、GDPの6割を占める個人消費は低迷が続いている。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの土志田るり子研究員は、「企業の好業績が従業員に還元されない。これが個人消費を抑え、日本の経済成長が限られる1つの原因だ」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年12月29日