A株市場上場銀行初の2017業績報告が公表された。3日、常熟農村商業銀行が上海証券取引所で業績速報を発表した。データによると、2017年、同行の営業総収入が49.48億元で、前年と比べて10.57%増加した。株主に帰属する純利益は12.67億元で同21.71%増、2017年末の総資産は1458.6億元で同12.22%増。
「2017年の企業営業総収入の伸びには企業の総資産規模拡大が大きく寄与した。株主に帰属する純利益の伸び率が営業総収入の伸び率を上回ったのは、企業の資産の質的向上が背景にある。2017年末の不良債権率は1.14%で、前年末と比べて0.26ポイントの下降となった」と常熟農村商業銀行の担当者が紹介した。
常熟農村商業銀行の不良債権率の低下、総資産規模伸び鈍化などの特徴が業界全体の発展状況と一致している。A株上場銀行発表済み2017年第1-3四半期決算報告書を見る限り、中国の銀行業界に明らかな変化があった。