インド人から見ると、英国は伝統的留学先であった。しかし、現在はこの伝統的留学先が『抵抗不可能のようなライバル』の衝撃に見舞われている。『ザ・タイムズ・オブ・インディア』の7日の報道によると、最新のデータから、インド人で中国へ留学する人の数が英国へ留学する人の数を超えた。2016年、1万8171人のインドの学生が中国に留学しているが、英国に留学したインド人学生は1万8015人であった。
2010年以来、大量のインド人留学生が中国に来て医学を学んだ。インドの専門家、「この変化は、インドの医学系の大学の学生採用基準の変化が大きな原因となっている」とみている。新しい採用基準は多くの学生にとって虚を突かれたようで防御不能であった。努力奮闘してこのインドの採用基準の試験に合格するより、中国に留学したほうがよいというのである。
留学専門家のパディバ氏は、「中国は高いコストパフォーマンスの留学先である。その医学の学位はインドの医務委員会から承認され、また授業も英語で行われる。大多数のインドの学生から見ると、中国留学は悪くない選択だ。もし、ロシアに留学すれば、インド人学生はたちまち言葉の問題に遭遇するだろう」と話す。