AIIBが開業から2年、誇らしい成果を振り返る

AIIBが開業から2年、誇らしい成果を振り返る。世界で初めて中国が設立を提案した多国籍金融機関「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」は、開業から2年が過ぎた…

タグ:AIIB

発信時間:2018-01-17 10:11:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 世界で初めて中国が設立を提案した多国籍金融機関「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」は、27カ月の準備期間をへて2016年1月16日に正式に開業した。


 2年が過ぎたが、AIIBはどのような成績表を提出したのだろうか。国際社会はどのように評価しているのだろうか。AIIBの成功の秘訣とは何か。新華社は権威ある関係者を独占インタビューし、これを分析した。


 広がる友達の輪、世界の信頼を獲得


 AIIB取締役会は昨年12月19日、クック諸島、バヌアツ、ベラルーシ、エクアドルの参加を認めた。これにてAIIBの参加国は57から84カ国に増加した。AIIBの開業以降、4回目の拡大となった。


 金立群AIIB総裁は「参加国の拡大は、国際社会のAIIBに対する信頼の証だ」と話した。


 12カ国で24件のプロジェクト、世界のインフラ整備に中国が貢献


 AIIBは昨年12月11日、初の対中プロジェクトが北京で建設されることを発表した。取締役会は天然ガス輸送パイプラインの建設を進める事業に2億5000万ドルを融資し、「北京ブルー」を応援することを認めた。


 北京のプロジェクトと同じ時期に承認されたものには、インド地下鉄プロジェクト、オマーンの光ファイバーブロードバンドネットワークの建設が含まれる。これによりAIIBは2年の運営で、投資を行うインフラ整備プロジェクトが12カ国の24件に達し、融資総額が42億ドルを超えた。


 中国社会科学院世界経済・政治研究所の姚枝仲副所長は「2年間の運営により、AIIBは国際組織の重要な一員になった。時代の発展の需要に適応し、AIIBはすでにアジアのインフラに融資を提供する重要な役目を果たしている。また中国が国際的な責任を積極的に担い、グローバル化を推進する象徴の一つになっている」と指摘した。

1  2  >  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで