最新統計によると、中国のスマートテレビの普及率はすでに90%に、ハイビジョンテレビの普及率は35%に迫っている。しかし北京商報の調査では、スマートテレビを利用する消費者は「最高クラスのスマートテレビの保有」と「各種のエキサイティングな機能」の間で常に比較判断、取捨選択の必要に迫られている。テレビをセットアップする時は、目がくらむような「メニューの迷宮」で迷子になることもあるという。
スマートテレビはもう新しい概念ではなく、絶え間ない改善により、テレビの接続性はこれまでになく向上している。サムスンが2018年に新たに発表したSmart TVシリーズにより、スマートテレビの接続問題が解消されつつある。
サムスンのテレビは、モバイル機器とのシームレスな接続を実現しようとしている。従来と異なるのは、双方向の相互接続が非常に簡単にできるようになったため、コンテンツの共有やパーソナライズされた推奨事項が手軽にできることだ。IoTプラットフォームSmartThingsは、スマートフォンのアプリをタップするだけで、テレビでWi-Fi接続、チューナー、お気に入りのアプリケーション、サムスンのアカウント情報をすばやく認識できるほか、家電製品同士もより緊密につながるようになる。サムスンが2018年に発表したSmart TVはSmartThingsインターフェースを装備しているため、テレビはリビングルームの娯楽の中心にとどまらず、家庭のIoTの中心となる。ユーザーは、テレビを通して冷蔵庫のストックを見たり、照明制御やサーモスタットの調節もできる。テレビを通じてすばらしい瞬間をリアルタイムで共有することもできる。