中国各地がこのほど、一部の国の外国人を対象とする144時間以内滞在のトランジットビザ(通過ビザ)免除制度を開始した。新制度により中国を経由する観光客数が急増することになる。これは中国が国際旅行環境の改善で、さらに一歩踏み出したことを意味する。
今年は中国の改革開放40周年だ。この40年に渡り中国は大きく変化し、グローバル化を推進する主な力の一つに発展している。中国の開放の扉は永遠に閉ざされず、開放を拡大し続ける中国はより開放的でおおらかになる。
中国が開放拡大を継続
2017年12月28日より、北京・天津・河北で144時間以内滞在のトランジットビザ免除制度が始まった。有効期限内のパスポートと第三国への乗り継ぎ航空券を所持している外国人は、北京・天津・河北のいずれかで6日間滞在できる。アナリストは「北京・天津・河北の新制度は、3地共同発展の促進に対して重要な意義と効果を持つ」と指摘した。