韓国の雇用状況が悪化、若者の失業率が上昇中

韓国の雇用状況が悪化、若者の失業率が上昇中。

タグ:韓国 雇用状況 悪化 失業率

発信時間:2018-01-17 09:06:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 世界主要国の景気回復に伴い雇用状況にも好転が見られるが、韓国の雇用情勢は依然として楽観視できず、特に若者の失業率が上昇を続けている。韓国・聯合ニュースが14日に伝えた。

 

 経済協力開発機構(OECD)が14日に発表したデータによると、韓国の2017年第3四半期の15−24歳の失業率は10.2%。韓国の若者の失業率は2017年末まで、3四半期連続で10%以上となった。

 

 2017年第3四半期を基準とすると、韓国の若者の失業率はOECD加盟国のうち10位となっているが、問題となっているのは失業率の伸び具合だ。韓国の2012年第3四半期の若者の失業率は9.0%で、2017年第3四半期まで1.2ポイント増加した。この期間中、韓国の若者の失業率の伸び率は、トルコ、ノルウェー、チリに続く4位だった。

 


 韓国経済には回復の流れが見られるが、雇用状況は依然として楽観視できないと分析されている。これは韓国の経済発展が主に、半導体など一部の産業に依存しているからだろう。韓国貿易協会傘下の国際貿易研究院が発表したデータによると、2016年に韓国の輸出が各産業にもたらした雇用効果を見ると、半導体は11万人と自動車(23万人)やその他の製造業(20万人)の半数程度に留まっている。韓国の失業制度が不健全であり、失業率の上昇につながっているという分析もある。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年1月17日


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