交通銀行チーフ・エコノミストの連平氏は、季節的な要因が製造業PMIを前月より低下させたとの見方を示した。過去5年をみると、毎年1月の製造業PMIは季節的に低下する傾向がみられ、平均で0.3ポイント下がっていると指摘。最近の全国的な降雪や気温低下が企業の生産に一定の影響を及ぼし、企業PMIはいずれも小幅に低下したとしている。
連平氏は、「春節がずれるという季節的な要因によって1月と2月のPMIや輸出入などの統計が変動するのは正常な現象で、2018年の経済発展トレンドを示すものではない。3月以降に製造業PMIは上昇し、好況水準を保っていく」との見方を示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月1日