中国のシンクタンクである「中国グローバル化研究センター(CCG)」が2日、国連貿易開発会議(UNCTAD)の経済事務官である梁国勇氏が執筆したレポート「世界情勢の変化と中国の知恵」を発表しました。梁氏は今年の中国経済について、成長率は6.7%から6.9%と予測しています。
梁氏は、「自然成長率が頭打ちに近づいたら、これを利用して供給サイドの構造改革を進めるべきだ。とりわけ過剰な生産設備の削減やレバレッジの解消に取り組むべきであり、それらは中国経済が長期的に安定成長する上できわめて重要だ」と話しています。
このレポートは、過去10年間の世界経済の情勢や中国の発展の歩みを研究した上で、改革開放から40年間の経験をまとめたものです。
「中国国際放送局日本語版」2018年2月3日