旅行会社の今年の春節旅行に関するデータによれば、人民元高の影響を受け、米国・ロシア・日本などの国が今年の中国人春節期間のホットな海外旅行先となっている。中でも、米国の島めぐり個人旅行費用が昨年より15%ほど安くなっている。
ここ数年、米ドルが値下がりし、ハワイ・グアム・サイパンの三つの島が米国島観光の人気観光スポットとなっている。さらに、春節期間中はたまたまオフシーズンに当たり、個人旅行の費用は昨年より15%下がっている。各旅行サイトで大きく宣伝されているように、米国ハワイ4泊6日の個人旅行の費用が7000元以下に下がっており、グアム4日の個人旅行費用は5000元以下で済む。
フィリピン、スリランカ、中国香港、ベトナム、米国、日本、中国マカオ、カナダ、ロシア、中国台湾という人気旅行先の中で、人民元の対フィリピン通貨ペソ、スリランカのルピー、香港ドルに対する値上がり幅はそれぞれ12.5%、11.4%、9.6%となっており、値上がり幅の最も大きい通貨となっている。人民元の対米ドル値上がり幅は約9%で第五位となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月5日