中国外交部(外務省)の耿爽報道官は22日の定例記者会見で「中国の管轄範囲内のいかなる個人または企業による安保理決議違反の疑いのある行為に対しても、中国側は確実な証拠を掌握したうえで、中国の法規に基づき厳粛に処置する」と述べた。
報道によると、日本外務省は20日、朝鮮船と漢字を記した小型船が安保理決議違反の疑いのある物資の積み替えを行っているのを見つけたと述べた。
「中国側はこの状況を非常に重視し、調査を行っている」。耿報道官は「中国側は一貫して安保理決議を全面的かつ厳格に履行し、引き受けた国際義務を履行している。先般中国政府の関係当局は、安保理決議の求めに基づき、海上での船舶間の積み替えによる密輸を禁止する通達を出した」「中国の管轄範囲内のいかなる個人または企業による安保理決議違反の疑いのある行為に対しても、中国側は確実な証拠を掌握したうえで、中国の法規に基づき厳粛に処置する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年2月23日