データで見る中国の春節の変化

データで見る中国の春節の変化。

タグ:春節の7連休

発信時間:2018-02-23 15:21:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 2018年の戌年の春節の7連休が終わった。これは中国の改革開放以来、40回目の春節となる。春節中の全国の交通機関利用者は4億1900万人で前年同期比2.7%増、うち最も多い日は約1億人になった。 


   国家観光局データセンターの推計によると、今年の春節の全国の旅行者数は3億8600万人で前年同期比21.1%増、観光収入は4750億元で12.6%増になる見通し。 


   春節中、伝統的な観光地が引き続き人気となったほか、民宿、レジャータウン、特徴ある小さな町などの新商品・新業態も人気を集め、マイカー旅行、アグリツーリズム、都市観光、冬旅行などが急増した。マイカー旅行者の比率は約50%で、中国の家族旅行の主な形になっている。 


   海外旅行者も増加した。春節中、国内200都市から中国人旅行客が世界68の国・地域の730都市に行った。携程網の予約データを見ると、ツアーとフリー観光の比率はそれぞれ52%と48%だった。飛猪の統計によると、北京、上海、広州、深セン、杭州の人たちが「海外で春節を過ごすのが最も好き」である。消費額9260億元:消費グレードアップ、品質と品位を重視 商務部の推計によると、大晦日から新年1月6日、全国の小売・飲食企業の売上高は約9260億元で、前年同期比10.2%増加した。 


   従来の特産品、健康食品、衣類・靴・帽子の正月用品「3アイテム」はドローン、スマートスピーカー、掃除ロボットの科学技術色の濃い「次世代の3アイテム」に変わった。天猫の統計によると、春節中、スチームモップ、食器洗い機、窓拭きロボット、調理ロボットの購入者増加幅は320%、188%、169%、145%に達した。 


   今年の春節の消費はより健康的になっている。農村淘宝の統計を見ると、チリ産チェリー、ベトナム産マンゴー、タイ産ドリアンが正月に購入する果物として人気がある。 


   そのほか、旅行、読書、映画鑑賞、展示会鑑賞などの新しい消費スタイルが増え、品質化、個性化、カスタマイズ化の消費が新たなトレンドになっている。 


   食事は中国人の春節に最も重要な風習である。口碑網の統計によると、口碑網と支付宝で大晦日の食事を予約・会計をした人は30万世帯に達した。美団の出前データによると、春節の出前消費は品質が大幅に向上し、高級店の大晦日食事コースが人気で、平均価格2000元以上のセットも人気を読んだ。 


   縁日は今年の春節も大いに賑わった。大麦網の統計によると、北京の縁日の入場券は2月8日から10日まで夜8時に販売を開始し、30万枚の入場券は一瞬で完売した。うち、地壇廟会の入場券は2秒でなくなり、全国の縁日で最短記録を更新した。龍潭廟会、延慶氷雪文化廟会などの入場券も20秒で売り切れた。 


   民衆の祈祷に対する情熱も高まっている。新年1月1日から3日までの高徳地図のデータによると、衡陽南岳大廟、韶関南華禅寺、鄭州少林寺は目的地の検索トップ3となった。 


   携帯電話で「福」の字を読み取ることも春節の新たな習慣になりつつある。アリババは5つの福集めの活動を開始し、今年は傘下の複数のブランドが20億元以上を出した。アリババの統計によると、大晦日までに世界の2億5100万人が支付宝の5つの福集めに参加した。「福」を読み取る地域は南のアルゼンチンから北のノルウェーまで、2300都市に及んだ。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月23日

 

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