30億8700万元、34億2800万元に続き、春節期の映画興行収入が再び新記録を更新した。新聞出版広電総局電影局の初期統計によると、2月15日から21日の春節の連休中、中国の映画興行収入は57億2300万元で前年同期比66.94%増加した。新年1月1日(2月16日)の興行収入は12億6800万元で前年の8億900万元を上回り、中国映画市場の1日の興行収入の最高を記録した。
新年1月1日、『唐人街探案2』『西遊記女児国』『熊出没・変形記』『紅海行動』『捉妖記2』『祖宗十九代》の6作品が公開され、今年の春節期の興行収入に貢献した。
新聞出版広電総局電影局の統計によると、『唐人街探案2』、『捉妖記2』、『紅海行動』の7日間の興行収入はそれぞれ18億9400万元、17億300万元、11億9700万元に達し、今年の春節期映画市場のトップ3となり、市場シェア83.77%を占めた。『西遊記女児国』と『熊出没・変形記』の興行収入はそれぞれ4億3500万元と3億6500万元で4位と5位につけた。
中影星美電影院線宣伝部の楊帆副経理は、「春節期の映画はマーケティング資源の重点を3線・4線都市に置く必要がある。春節中は多くの人が帰省し、3線・4線都市の住民が映画鑑賞の主力になる」と話す。
専門家は、春節期は「一家で楽しめるコメディ映画」が天下を握るのではなく、優れた内容と正確なマーケティングを強みとした成熟産業が舵を取り、本質的な市場競争力を示すようになっているとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月23日