春節連休が終わり、各業界は着工シーズンを迎えている。旧暦1月7日の勤務開始初日、中国共産党山東省委員会及び省政府は、山東省の新旧原動力転換重大プロジェクトの決起会を開いた。山東省は今年、新旧原動力転換総合試験区の建設を開始する。山東省発展改革委員会は先ほど、投資総額4兆元を見込む重大プロジェクト900件の準備が整ったと発表した。
また河南省、江西省、湖北省、福建省、貴州省、河北省などは、今年の重大プロジェクト投資総額規模(予定)がいずれも1兆元を上回っている。着工シーズンを迎え、周期的品種の想像の空間が広がっている。今年上半期、鉄鋼及び石炭価格が下支えされる見通しだ。
生意社鉄鋼分社編集長の何杭生氏は、上海証券報のインタビューに応じた際に「直ちに着工に移るほど、鉄鋼価格が強く支えられる。製鋼所は今年、大きな利益を手にするだろう」と予想した。
着工シーズン前、ショベルの販売も激増の兆しを見せていた。
太平洋証券の最新の研究報告書によると、各ブランドのショベルがこのほど販促展示会を開催しており、受注状況が良好だ(特に中・大型ショベル)。中・大型ショベルの購入者は往々にして、確かなプロジェクトを握っている。ショベルの3月の販売台数は、前年同月比で3−5割増になる見通しだ。3月の販売台数は2万7000−3万台で、この予想を大きく上回る可能性もある。
市場関係者は上海証券報に対して「ショベルの受注の多くが交換用で、新規購入もある。ショベルの購入データを見ると、上半期の着工状況に期待できる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月24日