改革開放から40年の時間に渡り、鉄道は「国民経済の大動脈」として、歴史に例のない飛躍的な発展を実現した。特にこの5年間に渡り、中国の鉄道は時速100キロの東風型内燃機関車から時速350キロの復興号に至るまで、一国の成長、科学技術革新の力を見守った。
全国の鉄道の平均時速は、40年前であれば40キロ未満だった。2007年4月18日、初となる時速200キロの動車組(新型高速列車)が上海駅を出発し、中国は高速列車の時代に入った。
復興号は昨年6月26日、京滬高速鉄道両端の北京南駅と上海虹橋駅から同時に双方向で出発し、時速は350キロに達した。復興号は今年、初の「春運」(旧正月前後の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)の任務を担った。
時速600キロの高速リニア交通システム技術案が今年1月25日、青島市で専門家の審査に合格した。課題の計画によると、2018年に試作機を開発し、2020年に時速600キロの高速リニア試作列車を開発する。近い将来、高速リニア列車は復興号と共に、春運の道を走ることになる。
人々の外出方法は現在、かつてない大きな変化を迎えている。中国の高速鉄道、「中国の標準」が足跡を残し、世界を驚嘆させている。「8縦8横」の中国高速鉄道は、民族復興という「中国の夢」を乗せて、私たちのもとに向かってきている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月27日