中国環境保護部などの部門は昨年12月まで、国家級自然保護区緑盾特別プロジェクト行動により、自然保護区の2万800件以上の問題を調査・処理した。環境保護部の最新の情報によると、各地はすでに1100人以上の責任を追及しており、うち庁級幹部60人、処級幹部240人以上を処分している。
環境保護部によると、同行動による閉鎖・取締企業は2460社以上で、590万平方メートル以上の建築物が強制的に撤去された。すでに1万3100以上の問題の改善を行っており、改善達成率は62.8%に達している。
環境保護部、国土資源部、水利部、農業部、林業局、中国科学院、海洋局の7部門は昨年7月から12月にかけて、「緑盾2017」国家級自然保護区監督検査特別プロジェクト行動を展開し、国家級自然保護区に関する法律・規定違反問題を取り締まった。446の国家級自然保護区のフルカバーを初実現した。これは中国自然保護区設立以来で、検査範囲が最も広く、調査・処理した問題が最も多く、責任追及が最も厳しく、改善規模が最大の特別プロジェクト行動だ。同行動は自然保護区内での採鉱・採石・鉱業企業、中心エリア・緩衝エリア内の観光及び水力発電など、生態環境に大きな影響を及ぼす問題を重点的に調査した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年2月27日